「小学校から英語が教科になった」、「中学校の英語の教科書が大幅に変わった」、「大学入試の英語の試験を見直す動きがる」等、英語教育を取り巻く環境はここで変化しました。
グローバルな世界の情勢を見ると、英語を使ってコミュニケーションをしながら仕事(世の中に貢献)するのは当たり前の時代になりつつあります。そこで、文科省は使える英語教育をやらなければというわけで、一気に改革をしつつあります。
前書きが長くなってしまいましたが、中1中2生からよく聞くセリフ!
「英語がヤバイ!」。学年、時期を問わずこのような発言をする子はいますが、ここ1~2年は私から見ても本当にヤバそうです。
理由① 小学校の授業では、「こんな場面ではこんな言い方をしますよ」という表現をおぼえるレッスンをします。文法の説明はなく、書いて学習する機会もあまりありません。
理由② 中学1年の英語の教科書は、小学校で習った英語はできるものとして作成されています。保護者の皆様や今の高校2年生までの人は、中1の最初の英語のテストはアルファベットが書ければ高得点でしたよね。昨年度からはそんな簡単ではありません。
理由③ 昨年度の教科書改訂で、高校で習っていたことの一部を中学校でやるようになりました。中1のスタートが以前の中2や一部中3の内容まで入っているわけですから、順に繰り上がっているわけです。私は高校で英語教師を20年以上していましたが、高校生に教えていたことを今は中学生に教えます。しかも極力文法用語は使わずに(中学校の授業自体が文法的なことは後回しでも表現さえおぼえてしまおうという空気です)。文法用語を使わないことは悪いことではないと考えますが、表現をただおぼえろという学習では、知識は定着しません。
理想が何かはよくわかりませんが、私の仕事(貢献)の1つには、「子どもたちがおいていかれてしまわないようにすること」というのがあります。ヤバイと言っている子どもたちがヤバイと思わなくなるように手助けしていきます。
塾長 おくはら
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